憧れのブルースピアノ

ジャズ

 

今回は大好きなブルースピアノについて。私はピアニストなのでどうしてもピアノ目線からのお話になりますけど、雑多ですがぜひ最後までよろしくお願いします。

 

私にとって憧れも尊敬も超えた存在のパイントップパーキンス、バリーハリス、ロバートグラスパー、PJモートン、ショーンマーティン、特にバリーハリスはブルースもモダンジャズもラテンもなんでも出来る。

もう90歳を超えたし、来日は無理だろうけど、ピアノを弾かなくても存在してるだけで人々が納得する存在です。

聴く人みんなが楽しめるよう、当たり前のことに力を注ぐピアニスト。

 

バリーハリスがスティービーワンダーを弾くんだ。ど素人級の私の素直な感想。

バリーハリスの音楽ってこうなんだよと、いうのがとてもむずかしい。

だからこう言ってます。「形に残らないお守りみたいなもの」(余計わからないですね)

Isn’t she lovely バリーハリス

 

ここから本題。

今回はブルースについて考えてみようと思います。

私はブルースを人に語れるほど知っているわけではありません。ではなぜ魅かれたかというと、強いメッセージがあるにもかかわらず、あっさりと、そしてユーモラスに音楽を紡ぐところにとても魅力を感じているから。

ブルースマンは誰一人、俺が俺がと前には出てこないけどしっかり存在があり、この人たちがいなければ一つも音楽が成立しない。

それと、フレーズのスキマにすっと入って誰のことも邪魔しない。特にパイントップの、どのフレーズを聴いても気配りがある。必ず主役を誰かに渡す。

なぜいいピアニストって絶妙なタイミングで相手をステージにあげることができるんだろう。決して前に出ないけど観客を楽しませることを忘れません。

 

パイントップパーキンスはサイドマンだったけど。

もっとサイドマンの歴史を知らなきゃ。サイドマンなしで音楽は成り立たないということを。でもやっぱりブルースの主役はギター。

だからサイドマンがよくなければギターが生きてこない。

 

たしかパイントップが言ってた言葉ですごく印象に残っているのが

生き残ったものだけがブルースを歌うことができる。

パイントップは13才か14才のときにピアノを始めたらしい。ある時、農作業をサボったらおばあちゃんにガラスの瓶であたまを殴られ、もうろうとしたまま逃げたっきりで、それ以来、家には戻らなかった。

ブルースがなけれはロックもジャズもなにも生まれない。

 

自分が弾くピアノは誰かの絶妙なタイミングでいいフレーズが弾けてるのか?と考えると、 とても利己的です。

歴代の人たちは、利己と利他がバランスよくミックスしてる。

私はCDやYouTubeでブルースを聴いたりするけど生で、本物のブルースに出会ったことがないから。私は本当に心底、異国の魅力にとりつかれました。本物はどんなサウンドなんだろう。

私が今思うブルースは非現実的で、ノスタルジックで勝手にロマンティックなサウンドに仕立て上げたつまり、ただの妄想です。

時々遊びでレイチャールズをよく聴いて真似なんかしてるけど

ブルースの歌の感じはお遊びです。

いっしょうけんめい練習するってことでは解決しないし、今のところは自分が妄想した音を並べただけのブルースごっこです

 

ここから私のお気に入りのブルースナンバーを紹介。

調律全く合ってない。ピアノはホコリだらけ。それでも音楽は本物だし本物のブルースマンだと思う。パイントップパーキンス。

 

今回このブログで紹介した中で1番のお気に入り。バリーハリスのブルージー。

 

レッドガーランド。彼の音色が強く出ています。これからブルースを聴いてみようと思う人にもわかりやすいかな。こんな感じのブルースもあるんだ、と言うのが第一印象。

 

レイチャールズ。レイのブルースはとにかく最高。誰にとっても偉大なヒーロー。レイーチャールズのピアノフレーズは私には言葉に聞こえるんだが・・

ここにあげたナンバーは全部お気に入りなんだけど、ブルースってこう弾くんだとハッとしたのはレイチャールズのこのナンバーです。

 

今回は大好きなブルースについて勝手に妄想してみました。

私がこれを理解して弾くまでには500年も生きなきゃダメだろう。音楽的にも人生的にも。

生きることさえも困難だった時代に生まれた音楽にはたくさんのメッセージがある。異常なまでのエグい歌詞をあっさり歌ったり、そう大してむずかしい所じゃないのに、やたらとしんどそうに弾いたり。何を思ってこうなのかなと。

 

知性をひた隠し、相手をステージにあげる。そしてやっぱりユーモアを持って生きたいものです。

揺らぐことなく積み重ねていけば、いつかは新たな扉が開くと信じてもいいよね。

ということでブルースについての夢想と憧れでした。毎回、チグハグな文章のブログを読んでくれてありがとうございす。ではまた次回!

ブルースは、正しくはブルーズ。ミシシッピ州のデルタ地帯から始まり、仕事を求めた黒人は移動。シティーブルーズ、アーバンブルーズと変化。その後はソウル、リズム&ブルーズに影響を与える。
タイトルとURLをコピーしました