基礎力を極めて魅力的な音楽を創造しよう

コード進行

何でもやりたがりの自分はとうとうドラマーになりました。

ピアノでは右手左手バラバラなことができるのに、あれ??ドラムを叩く時はなぜか左右一緒に叩いてしまう。なぜ〜

まあそれはいいとして、「歌った方がいいよ」とドラマーからの指示が。

ドラムも「歌う」と表現するんだ。音楽はハート& 歌。深いです。

尚、ピアノをやめた訳ではありません^^

 

今回のブログは、モチーフから曲作りについて。

それと、弾いてみたはスティービーワンダー「You are the sunshine of my life」

みんなのピアノライフに役立てると嬉しいです。

即興演奏

即興演奏。(即興または、じっくり考える作曲でもOK)

これで良いという基準がないので合格点をつけるのがむずかしい。自分の好きにひく。自己満足?でもこの言い方はナルシストみたいで嫌です。

決して自己満足でやっているわけではありません。

以前にも即興演奏については何度かお話ししています。ジャンルはジャズのアドリブやポップス、クラシック、ジャズ、ブルースからネオソウル、グレードなど 色々です。

ということで、簡単にたどり着ける分野ではありませんが、早速即興演奏についてお話ししたいと思います。

 

ヒミツの即興練習方法

公開してるのでもはやヒミツではないですね。

初心者の方にも分かりやすく、楽しみながら即興演奏のスキルを向上させるコツをお伝えします。ヒミツというのはとにかく 基礎力のこと。

案外みんな、高い壁を飛び越えようと高度なことを学びたがるのですが、練習法は至ってシンプル。これが一番大事。

  • スケール
  • カデンツ
  • リズム(伴奏)

とにかく毎日基礎練習を続けるのみ。

ヒミツではなく 当たり前の話でした。

スケール練習はテクニカルな面だけでもちろん終わることはありません。むしろここからスタート。今回はニ長調を使います。(演奏動画は次の章)

■スケール(D)

■カデンツ(D)

①基本→②第1転回形→③第2転回形

 

スポーツ選手が怪我をしないように、ストレッチをするのと同じ。

では基礎力をどうやって応用するの?というのが皆さんの疑問。思考が止まってしまう部分だと思います。

 

そしていきなりですが質問。

スケール(音階)はバッチリですか?

カデンツの流れは大丈夫ですか?

これが弾けなければいろんなことに応用するのはむずかしいです。そして弾ける人は、それでおしまいにせずどんどん使いましょう。

 

今回は私自身こんな練習していますというのを紹介します。皆さんにこれをやれと求めている訳ではありません。スケールやカデンツの基礎練習は一体何に役立つのだろう・・と思っている人たちへの希望。

ただスケールやカデンツは練習したら終わりではないことを伝えたかったので、一例として観てください。出来そうな人はチャレンジしてみて。簡単そうに見えてレベルはS級です。

やってみた人は感想をおしえてくださいね。

 

練習生のダンサーは先生の真似をして一生懸命振りを覚える。そこから一歩、基礎を脱した人は自分で振り付けをし、自己表現の世界へ。

ピアノも同じです。基礎を練習中の人はとにかく「カタ」を身につける。そして、型破りをしてマイワールドへ。

モチーフをフル活用

モチーフとは?

モチーフは作曲の基本的なアイデアやメロディの断片のことです。それを使って変化させたり、繰り返したりして印象付け。

モチーフを作るときは自分の好きなメロディーを考えてください。曲作りをする時は一つ注意してほしいことがあります。モチーフとなるメロディーは、何度も登場させた方が統一感が出ると思います。

モチーフが途中で無くなってしまったり、違うものに変わってしまわないように練習するのがコツ。今回はニ長調のモチーフから発展させてみました。そのほか、スケールとカデンツを使った練習法上級編。

【動画の内容】

■スケールとカデンツを使った即興練習法

■2小節モチーフから作る

■やってはいけない演奏例

■雰囲気たっぷりワルツ

 

さて、この2小節からどんな曲が作りたくなりますか?

■やってはいけない演奏例ですが、ずっと同じコード使いはNGと言う意味です。

 

構成はコンパクトサイズにまとめる練習をする

コードが思いつかないから意味もなくダラダラと弾いてしまう。これはあまり意味がありません。練習法はなるべく短い曲を目ざしてコンパクトに。しかしこれは簡単なようでむずかしい・・

どのくらい難しいかというと、、

例えば「人間は考える葦である」デカルトは考えることで自分を感じたり、自分を理解したりすることができる。という意味合いを「考える葦」と短く表現しています。

たくさんの情報を一言で表すのは超難関。

 

例えば、長すぎる説明は聞いているこっちもポイントがつかめません。

即興演奏や曲作りををするときはインパクトのあるフレーズを作り、小節数は少なめで作ってみる練習がおすすめです。

見せ場はどこ?(サビ)

え〜と、この曲のサビはどこですか?とならなように、自分なりのクライマックスの部分を考えて。生徒さんに演奏をしてもらうと、いまいちサビが聞こえず、ずっと同じ。しまいに、現在地を見失ってしまう人が多発。

全体を何小節くらいに収めるのかを決める。

構成はA-B-A

コード進行はこれ。

と、はじめからルールを定めて練習すると迷子になりません。

なんとな〜く弾いて自分のメロディーが見つけるのもアリですが、それは相当なところまでたどり着いている人。そんな人でも1時間かかってやっと納得がいくものが出来たと言う感じかな。

 

 

もちろん波紋や幾科学的な模様のイメージで、同じ要素をくりかえすテクニックもあります。特にサビはなく、繰り返す雰囲気がものをいう感じ。

コード進行や和音に特徴があれば、印象が強くなるのですが、平坦な中に、特徴のあるハーモニーやメロディを入れるのはかなり高度な技術が必要です。

そこまでの技術がない人は、まずはルールを決めて弾くことから。

でもたま無視して遊んでみるのも刺激。冒険心は大事。

活動の舞台裏

今回は、「音楽を自分で作る」という少し次元の違うことをお話ししました。私はもうずっとこんなことばかりしているので、これが日常で特に大変だとも思いません。(幸せです)

 

私はいろんな人とワイワイするより、一人で何かを作り上げることが向いています。まあ、「ネクラ」とも言うし、「オタク」です笑

オタクは何よりエネルギーを放つ時間が膨大でそれが生きがい。

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ちょうど昨年の今頃、とても悲しい出来事があり、生きる方向を見失っていました。

そしてその悲しみが癒えていないうちに、小学校の時から仲良くしていた友達が天国へと旅立ちました。

 

生きていると、取り除くことができない誤解や、非情な人との出会い、もう二度と会えないような別れもある。

それでも結局、一人で考えて立ち上がるしかないんだなと思った近年。

それでも音楽はやめないでいられました。むしろ、様々なことを忘れさせ、集中できるとても大切な時間です。

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大好きな曲を弾いてみました。スティービーワンダーの【You are the sunshine of my life】

皆さんの太陽は誰ですか?

メロディーも歌詞も希望にあふれてます。素直にそう思える人がいれば幸せだし、そんな存在になれたらこれもまた同じように。

この曲は黒本2に載ってます。メロディーがチャーミングなので余計なことをせずそのままで。エレピのモワモワした独特な響きが好き。

 

こちらは私が作った【キミは太陽】

と言うことで今回は創作のお話でした。

基礎をおざなりにしていた人は、今一度向き合ってみることをおすすめします。それを突き抜けたら、さらに別格の世界で音楽を楽しんでみませんか。

楽器を演奏する楽しみはもちろんなのですが、やっぱり深みのあるところまで行きたいですよね。

ではまた次回!

 

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