本気で【ピアノ演奏グレード5級】を取りたい人だけ読んで!

ヤマハグレード,即興演奏

ピアノ講師のえりかです。

 

今回は本気でヤマハピアノ5級演奏グレードを取りたい人のための内容です。このグレードは指導者、プロなどの音楽の専門家を目指す人が受けるレベル。

合格者は限られてます。「凡人では手に入れることのできない力」の意味ですね。合格までの道のりは少々きびしいかもしれません。

何かを犠牲にする覚悟が必要

グレードの資格はないより、あったほうがいいなんて考えない方がいい。

6級までは趣味、5級以上はプロです。

受験するまでに必要な力は?

  • 全調のスケールとカデンツ
  • すぐに再現できる力(即興や初見)
  • 時代背景の理解(楽曲)

要項に「調、拍子等の範囲を定めない」とあるので、範囲は全調です。

知らない調があるという人はスケールとカデンツをいま一度見直すこと。

音楽家というものは「作曲家の思い」を実現させようと努めるものです。ここまで来たあなたは音楽家であり表現者なのですから。

0.5点足りなくて落ちた・・ただの試験じゃないってことがわかった。

私の経験ですが、不合格・・この0.5点不足が深く心に刺さりました。

原因は本番力不足ですね。緊張の場面でも、実力を発揮する。これが一番むずかしい・・

 

 

◆講師目線からひとこと

私の経験値ですが、初見や即興で11〜13点がついたら、それは5段階評定の1か2と思ってください。

実際、即興を聴いてみないと判断できないけど、合格ラインがどこなのかが曖昧な場合が多いです。、構成があやふや、途中で止まる、変奏が不自然ならアウトです。

シンプルな小曲を作るイメージで練習すること。こねくり回さなくて大丈夫です。考えすぎると、迷子になり家に帰ってこれないう事件が起こる・・

 

5級を受けるまでの準備期間はどのくらい?

準備期間はどのくらいなのか?正確にいうのはむずかしいですが、1〜2年では全く足りないと思ってください。

いろいろなことを積み重ねた上最低3年は必要だと思います。

プライベートも充実させ、練習はマイペースでなんて言っていたら

合格できません。何かを犠牲にする覚悟をもとう。

 

きびしいな〜

本番力をつける

緊張でいつも通り弾けずに不合格が続き、結局取得できなかった。

ステージや試験になると緊張してうまく指が回らない。

練習ではいいのに本番になるとミスを連発。しかし「緊張して力を発揮できない」は理由になりません。音楽家を目指すのであればなおさらです。

私もこれで悩みました。結局は集中力が大切なのかなと。

私はよくスタジオをレンタルして、これが本番と思って弾いてました。自宅以外のピアノで弾くのは緊張感が増しておすすめです。

 

楽曲の評価基準とレベル

グレード要項をみてください。

https://www.yamaha-mf.or.jp/grade/examination/pdf/piano_grade5-3.pdf

評価基準

楽曲の評価は基本ミスなしです。それができた上での表現力などが評価されます。もちろん「やっと仕上がった」状態での受験はやめましょうね。

私は6級までの試験官の経験しかないので評価基準については私の独断ですが、作曲者の思い、歴史など技術面を超える「芸術作品についての理解」または理解しようとする姿勢が必要です。

曲のレベルと選曲

この曲は6級?5級?と迷うことがあります。要項の中にはバッハインベンション1番は6級と5級の間と書いてあります。

クレメンティ、フンメルなどソナチネは6級までで5級としての選曲は出来ません。

受験曲を選ぶ時は幅広い時代から選び調性、曲想、テンポのちがいも考慮しましょう。チェルニー40番(エチュード含む)などの練習曲といわれるものは選曲できません。

ただし、ショパン、シューマン、リスト、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフは選曲できます。

自由曲のほか課題曲もあります。暗譜は強制ではありませんが「暗譜が望ましい」と書かれています。ピアノが大好きで何度も弾いていたら自然に暗譜はできると思います。

これでもかというくらいのジャバラの楽譜を譜面台に置くよりも全曲暗譜するくらいの気持ちで練習することをおすすめします。

即興や初見は問題集で徹底的に練習

範囲が全調なのでとにかく網羅的にこなしていくことが必要です。私は一つの課題を音楽ノートに書き「これができれば完璧」という自分なりのラインを設定していました。

即興演奏で「止まる」ことはアウトです。不合格。どこで止まってしまうのか過去問で練習しながら欠点を見つけてみてください。

 

【練習用問題集や過去問】

 

【課題曲集】

 

【即興初心者や伴奏付けの練習】

 

 

【初見練習書】

たくさん経験すること

不合格だった経験も含めて練習したり、がっかりしたり経験がたくさんある人は合格はあそこのラインだ、と肌感覚でわかるものです。

反対に練習が少ない人はなぜか自分の力を高く見積もりがち。

グレードはなんとなく受けて合格する試験ではないし、「効率的練習法」はない。

すごく生き生きと弾く人で「この人努力してるのかな?」という人達がいますが。この人たちは「練習が苦にならない人達」と言えるかも。(うらやましいな)

 

 

私自身は大変ではありましたが、今では深く音楽を知ろうとする自分になれました。

 

✳︎5級から出題されるモチーフ例を載せておきます(2小節のお題から作る・8分の6拍子/G)

完成形はこのくらいです。参考まで。

モチーフ②一緒に弾こうよ

がんばるしかないね!

 

psカワイにもグレードもあります。目標に向かうことで上達が実感できる人はぜひ。

 

 

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