ドッペルドミナント苦手克服法

グレード

ドッペルドミナントの仕組み

ドッペルドミナント進行は曲を明るくしたり、場面転換のきっかけを作る効果的なコード進行です。またヤマハ演奏グレード5級でも重要視しているので、受験予定者は覚えておきましょう。

いまいち、ドッペルを使いこなせない人のためにまとめてみました。

Erika
Erika

「仕組みを理解すること」と「響きを覚えること」

それと良い&ダメな演奏例を載せたので観てください。(映像が切れるときはLTE4Gでご覧ください)

【基本】仕組みを理解しよう

ハ長調の場合のドッペルドミナントは?

①ハ長調の5度上の調は?→ト長調

 

②ト長調のⅤ7は?→D7

 

このD7がドッペルドミナントです。

D7ーG。これがト長調のⅤ7ーⅠです。

(ハ長調の2度セブンと覚えても良いですね)

「きらきら星」にドッペルドミナント

まずは響きの勉強から。

Erika
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きらきら星(ハ長調)に、ドッペルドミナント進行をつけました。「ドッペルドミナントって何?」という人のために「ここだよ↓」の印とコードネーム付き。

 

このような進行をドッペルドミナントと言います。古典の曲からからポップスまで広く使われているコード進行。グレード対策はもちろん、これが使えると創作の幅が広がります。

 

これが出来れば5級合格

フレーズの捉え方、流れ、和音進行、曲の要所(ここではドッペルドミナント)が上手く表現されています。

 

即興を勉強中の人は、曲構成、和音進行、フレーズの捉え方、曲調によってペダルを踏むなど、即興演奏のための表現も合わせて勉強しましょう。

全調ドッペルドミナント練習法

Erika
Erika

私はこんな練習で乗り切ってます。「キラキラ全調ドッペルドミナント」まずは体で覚える!(ト長調抜けてます・・やってしまった)

 

全調を覚えておきたい人は、五線譜に書いて練習しましょう。自然に弾けるようになるには、何度も弾くこと以外に方法はありません。

「なんとなく練習」ではなく、必ず手間をかけてください。

こんな弾き方は絶対ダメ!

Erika
Erika

ぶっきらぼうに弾く即興演奏。趣味なら自己満足で良いのですが、グレードを受ける人は絶対にこの弾き方はやめましょう。

私の経験上、一定数こういう弾き方の人がいるので注意を呼びかけてます。

どんなに曲が上手く弾けていても、即興演奏でこの弾き方をしたらアウト。アーティキュレーション、テンポ、フレーズ感など、何を表現したいのかよくわかりません。

 

有名曲でドッペルドミナント実践

崖の上のポニョ

Erika
Erika

おなじみ「崖の上のポニョ」

ドッペルドミナント進行「あり&なし」で響きがどう違う?

聴き比べてください。

1 ドッペルドミナントあり

2 ドッペルドミナントなし

3ドッペルドミナント➕ 低音やコード付け(おまけ)

 

比べてみると、ドッペルドミナント進行を入れた方は明るく、入れなかったほうは単調な感じがします。ドッペルドミナントで一瞬、転調させると変化があり、響きが良くなり効果的です

3はおまけ。低音や和音を変えてみました。和音進行や低音の動きについてはまたの機会にお話します。

 

メリーさんの羊

メリーさんの羊にドッペルドミナントを入れてみました。

 

 

次はAーBーAの構成です。ドッペルドミナントは曲が単調になってしまう時のちょっとしたアイテムですね。

 

可愛いオーガスティン

ピアノレスナーお馴染みの可愛いオーガスティン(ト長調)という曲に、ドッペルドミナント進行をつけてみました。

 

145だけの曲がドッペルドミナント進行で明るくなります。色々な曲で練習してみてください。

ブルクミュラー25番にヒント

Erika
Erika

実は、ブルクミュラー25の練習曲(教則本)にはコード付けのヒントがたくさんあります。この本でしっかりと基礎体力をつけてくださいね。

ドッペルドミナントはとても身近なコード進行。基本を覚えたら色々な調で練習することが大切です。

コードの押さえ方やコード進行は曲で覚えるのが一番です。ブルクミュラー25の練習曲1番の「素直な心」に出てきます。古い時代から使われてるポピュラーな進行です。

 

 

ピアノ学習者で技術的にすぐれ、進度が早かった人は先生の考えでブルクミュラー25番はスキップして別のテキストを使ったかもしれません。

 

Erika
Erika

呼吸をするようにコードが弾けるようになると即興は自由自在です。

コードや即興の勉強は以前習ったテキストを振り返り、ハーモニーの動きを分析してみるとコツがつかめる思います。

もちろん勉強の段階では、度数を数えますが、何度も練習していくうちに自然と弾けるようになるので、あきらめないで下さい。

ドッペルドミナントは、わからない人や苦手な人がとても多いですが、仕組みがわかってしまえばあとは練習のみ。慣れてしまうと、あらゆる曲にこの進行が使われてるのかがわかると思います。

PS ドッペルドミナントはセカンダリードミナントとも言います。英語でドッペルドミナントは、Five of fiveです。

 

◆ グレード参考ブログ〜即興Bモチーフの作り方について

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