もうすぐ連休ですね。
私は本当に人混みが苦手で、ふつうの日常を送ると思います。自分の価値観とは違う考えがたくさん聞ける都会は毎日変化があって楽しいのですが、とにかく知らない人と密着するのが嫌い・・それと、どこへ行っても狭いので落ち着かないです。
それでも全く刺激がないのもつまらないので、今年は東京に遊びに行こうかな。
こちらは夜20時になると、「シーン・・・」という音が聞こえるほど静かです。
ということで、
今回は先日亡くなった坂本龍一の曲を弾いてみました。主な内容は、
- 坂本龍一の「戦場のメリークリスマス、ネオソウル風」
- 「初心者さん用のネオソウルコード進行」
- おしゃれネオソウルをコピーしてみた。(楽譜あり)
坂本龍一さんはとてもシンプルでオリエンタルなムードのある楽曲を残してくれました。これからも大切に弾いていきたいと思います。
さて、もっさりダサダサを卒業してかっこいいコード進行でセンスを磨いてみませんか?
そして、ちょっとしたアドリブはブルージー。決してゴージャスでなくてもセンス良く。
クラシックしか弾いてこなかった、あるいは楽譜ありきでピアノを弾いてきたという人はみてくださいね。
シンプルなネオソウルのコード例
シンプルな進行は、ネオソウルの初期の楽曲でよく用いられていました。例えば、Cメジャー、Fメジャー、Gメジャー、Am7など。これで十分。
このようなシンプルな和音進行には、自然な流れと親しみやすさがあり、初心者にとっても演奏しやすいもの。しかし、それでも豊かで洗練されたハーモニーを作り出すことが出来るので多くのネオソウルの楽曲で使われています。
ネオソウルはこうだ、という答えがないので自分で弾いてみて心地よいコードをみつけてくださいね。
例えば、
① CM7ーFM7
② B♭M7ーE♭M7
③ G♭M7ーFM7
④ Am7ーB♭M7
このように、メジャーセブンをつなぎ合わせるだけでネオソウルの雰囲気。
コードに詳しくなくても、メジャーセブンを弾けるようにすると良いです。単体ではなく、コード進行で練習してください。
ネオソウル、最も印象的なパートを抜粋
余裕がある人は、テーマ(伝えたいメロディ)を考えてみるといいです。シンプル短いテーマで大丈夫。
次は本格派、コピーしてみました。
この曲の場合「リフ」と言った方が良いかもしれません。「リフ」とは短いフレーズやリズムを繰り返し、曲にリズムやフレーバーを加えるテクニックのこと。
一般的に、リフは曲の最初の数小節で使用され、曲の中で繰り返されることが多く、イントロ、間奏、アウトロに使うこともあります。リフは、曲に特別な響きや個性を与えることができ、聴衆に覚えやすくすることができます。リフは、ピアノはもちろん、ギターやベース、キーボード、ホーンセクションなど、で演奏されます。
この曲は👇 コードもリフ(メロディ)もかっこいい。ざっくりとコピーしました。
弾いてみた。
コードはこんな感じです。
右手に使われている音。
特にアドリブはないですがこのままのコード進行で好きなだけアドリブ練習してもいいですね。
ということで、気に入った曲があったら私はこんな風にざっくりとコピーして、あとは自分でリズムを変えたり、コードを加えたり、転調させたりしてオリジナリティーを出すようにしています。
戦場のメリークリスマス〜ネオソウル風
レッスンでもリクエストが多い曲。映画の内容は知らないけど、曲は大好き。という人が多いです。実は私も内容をあまり知りません。
戦争が絡んだヒューマンストーリーが昔から苦手。でもこれは観るべきなので連休中にみてみようと思います。
今回は、「戦場のメリークリスマス」をネオソウル風に仕上げてみました。実キーで弾いてます。フラットが多いのですが坂本龍一は意味があってこのキーにしたと思うので、ぜひチャレンジです。
リズムは16ビート(テンポが少し早かったです、、反省)わざとモワモワっとしたエレピにしています。
メインの部分のみ演奏。赤い四角はE♭キーの2-5 (F7ーB♭)を入れさせていただきました。名曲を勝手に変えてすみません^^;
最後は、spindown という効果をかけました。
アドリブは、①B♭マイナーブルーススケール、②B♭ドリアンスケールを意識してブルージーに弾きました。
①
②
スケールから、しっくりくる音が見つけられるとアドリブに色味が出てきます。赤丸で囲んだ部分が私なりにいい響きだなと思ったところ。いいなと思う音はそれぞれだから、型にハマらず自分ならこうする、で弾いてみてください。
単に音を並べることからステップアップして好きな響きを見つけるヒントでした。
「オリエンタルネオ」の出来上がり。
戦場のメリークリスマス、坂本龍一
アイドル系 J – popを聴きますか?
ジャズフロムノースをご覧の皆さんは、いわゆるアイドルオタクはいないと思いますが。
前にも書いたと思いますが、ふだん良くない音楽を聴いて、ジャズをはじめとする即興演奏ができる訳がないのでどうか良い音楽を聴いて。(ファンになるのはかまいません)
ジャズを一生懸命練習してるのですが思うように弾けませんというので、何を聴いているのかたずねてみると、アイドル音楽だったりボカロだったり。
まずJpopはリズムがダサい・・昭和の時代から何一つ変わっていません。聞くのはまだしも、これをピアノで弾きたいとなるとかなり重症です。
それでも尚、質の良くない音楽が日本で広がるのか?というと、商業的だから。
これがカラクリです。
ということは、日本人は音楽を聞く耳がないということ。一つもおしゃれな音楽に関心がないのです。世界中にはシックで背中がゾクゾクするような音楽がたくさんあるのに。
まあ、好きに聴いてください。私は1ミリもアイドルが歌うJpopには関心がないので、その周辺の音楽は一つも知りません。
さて、この方も言っていますが、音楽を制作するアーティスト側はメチャクチャ海外の音楽を意識しています。言い換えると、日本の市場は意識していない。こんな弱小の私でもそう思うのですから。
「日本のリスナーは耳が肥えてない・・」正直、私もそう思います。
アイドル系音楽から少し離れてみたい人はこんなのを聴いてみるといいと思います。
おしゃれ系日本のアーティスト〜土岐麻子/さかいゆう/ 大橋トリオ
超有名なアーティストですね。
個人的おすすめは「wonk」
EDM、ネオソウル、ジャズなどがミックスした感じで独自の世界観を作っています。
音楽は好みなので、自分にとって光っているミュージシャンをぜひ探してくださいね。
活動報告
私のアクティビティは、一日の半分以上が音楽制作になりました。資本主義から離脱。やりたくないことはしないし、競争もしない精神はとても自由です。
好きなことだけする。
昔は好きではない仕事や自分には合わない仕事も引き受けていました。
子供は好きなのですが、幼児系のレッスン。休憩のない14時から20時までの長時間レッスン。伴奏の仕事、義務感バリバリのステージ。
やっぱり私は曲を作ったり、編曲したり、それに基づく動画を作ったり、気の合う人を演奏するのが一番。
写真を撮ったり、次はどこに出かけようか考えたり。真っ赤なトマトを買いに出かけ、海の音を聴きに出かける。
会社で勤めている人はこんな暇なんてないでしょう。
しかし、私の全ての行動や思考は自分の音楽を表現できる源。
私は勤め人からすると、ニートですね笑
思い浮かんだことを曲にしてまとめる、というのが私の日課です。
一日中でもやっていられるので、きっと本望です。そしてそれを聴いてくれる人がいれば、豪華な暮らしをするよりもうんと価値がある。
レッスンは、生徒さんの可能性を引き出すと同時に、私の思いを伝える時間でもあります。
新しく始めること
相当な後発組ではありますが、新しいYouTubeチャンネルを作ります。
今まで作った曲をさらに深くし、ボツだったものを仕上げ、イマイチだなと引っ込めたものをものをもう一度弾き直し完成させる。
古い曲はそのままにしないで、バージョンアップするのが私のやり方です。
シンプルだけど、どこか人間味のある、まるでおしゃべりみたいな作品を作れたらいいなと思っています。
今までもいくつかチャンネルを作ってアップしていたのですが削除し、リニューアルに向けて制作しています。これも腕を上げる大切な時間。
webは本当に私の音楽性を広くしてくれる。
そろそろYouTubeは時代にマッチしていないな?と思ったら、今までの作品をもう一度リメイクして、他へ移ればいい。時代を見据えて早めに行動です。
集中練習する計画
コンテンツが整理できたら、ここで一旦気持ちをリセットして集中練習に入るつもり。(レッスンは通常どおりします)
出来ていないなと思うものがたくさんで、中途半端もいいところ。なんとなくやっていたところはもう一度見つめ直して磨きをかけていきたいと思ってます。
周りからはすごく自由にやっているように見えるようですが、本当のところ、思っているに場所になかなかたどり着けずにいる自分です。
なので、みなさんが練習法に納得がいかなかったり、実力不足と向き合う辛さ、もう辞めてしまおうかなと諦めたくなる気持ちがよくわかります。
だから、とにかく前に進むためには「やる」
アフターコロナに自分はどんな音楽をやっているのかな?いつも考えてきました。
で、わかったことは練習が足りない・・本当にできないところをなんとかしたいということ。
今後の考えと、情報整理
日々やっていると、いろんなことが溜まりすぎて時々整理します。相変わらず突散らかしてしまうので・・
SNSでは、
- https://twitter.com/erika_feel (ツイッターは日常&音楽)
- https://www.instagram.com/erika_asai/ (インスタは音楽制作のイメージ作り)
- https://www.youtube.com/channel/UC3xD_xySZtlcoJAVKLJqZfA (Youtubeはオリジナル曲展示場))
- https://erikapiano.com/ (音楽を創造的に楽しみたい人へのヒントと自分の思考)
- https://linkco.re/9ZU7Fzp1 (私の音楽史)
最近、トピックチャンネルもできました。
インターネットは色々表現できて楽しい反面、心無いコメントや大量のバッドボタンが付き、傷つくこともあります。いちいち心が反応してはくたびれてしまうので、私の音楽を気に入ってくれたり、信頼してくれる人だけが見てくれれば満足です。
うまく曲を作れない時や、なんとなく心が前向きになれない時は、一気に部屋を掃除。それが終わったらピアノに向かい、たった2小節を一時間かけて考えます。
私の頭の中はこんなもんです。
未発表の曲やリメイクした曲もたくさんあり、近日公開に向けてやるぞ〜
真新しい音楽が出てきても引き出しから取り出して、イメージしたものを作れるようになってきたと思います。自分なりのメソッドも出来上がってきました。
レッスンでは、教科書に載ってあることをそのまま伝えるのはなく、他の人が持っていないような自分の考え。やり方。表現。そんなことを伝えています。もちろんノウハウも。
はっきり言えることは、『ガリ勉タイプはうまくならない』ということ。
サボっている人はもちろん上達しないのですが、真面目に練習する人は、皮肉にもうまくなっていない。
どれだけ、音楽が好きなのかというのが最優先です。
先生がこれを聞けと言ったから、義務的に聞いているのはちょっと違うかな。
好きな人に会う時のように、この曲を聴くとワクワクする気持ち。
音楽に対して「どんな気持ちなのか」
これが大事です。
テクニカルな面だけではなく、純粋に音楽を楽しんでいる自分を知ってほしいのと、それを見にきてくれる皆さんにちゃんと伝えていきたいと思っています。

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