ジャズピアノ・努力しなきゃ弾けないの?

ジャズ

ピアノ講師のえりかです。

努力すればジャズは弾けるようになると思いますか?

私のまわりには努力というコトバが無縁かのように自由にジャズピアノを弾く人がいます。

では本当に彼らは努力なしでジャズが弾けるようになったのか。

むずかしいスケールやコードをおさえるには多くの練習時間が必要です。努力なしでこんなにむずかしいジャズが出来るのか疑問です。

できればつらい努力を避けてカッコよくジャズを弾いてみたいものですが。

そんな都合の良い話があるのかな。

ラクしてなおかつ効率的にジャズが学べるのかを考えてみました。

今回はそんなお話です。

努力が苦手な人は、成果が出ないのが嫌

努力が出来ないのはその人が持ってる素質といったら元も子もないですし、

もちろん性格もかなり関係してるのかなと思います。

ガッツがない

根性がない

意気地がない

こんなコトバで片付けるにはちょっとかなしいですね。

そもそも音楽は根性でするものじゃない。

でもあんなにジャズがやりたいと目を輝かせていたのに、レッスン2回目で挫折という人がいるのも事実です。

短時間で挫折感に支配されてしまう。それはいったいどんな気持ちが邪魔をしてるのでしょう?

あんなににジャズに憧れていたのに。

 

そこで私なりに前に進めない理由を考えてみた結果、成果が出ない物事に対して、拒否反応を起こしてしまうのが原因かなと。

そして夢に向かって突き進み、イキイキと弾いている人をみるとムカムカしてくる。(ほぼ嫉妬・・)

どんどん劣等感でいっぱいになり、何事も中途半端になり、勝手にダメ人間と思い込んでしまいます。

子供はいろんな経験がないため、嫌だと思ったらすぐに別のモノに関心がうつってしまうということがよくあるのですが、大人も同じですね。

うまいこと弾いてやろうと思うほど下手になる

 

ホントのこと言うと、自分の思うようなグッドなタイミングで成果なんて出ないです。

努力が苦手という人に対して少し思うことがあります。

「自分の演奏がうまくなるように練習する」にポイントをしぼって日々練習していませんか?

ジャズは技術だけみがいてもうまくなりせん。皮肉ですね。

 

矛盾してますが、いい演奏をするぞと思って弾くと弾けなくなる。

うまいことをやろうとすると、高確率でうまく弾けないんです。

 

努力が苦手という人は

「今自分が出来ること」や「やらなければならないこと」と「理想の演奏」

に大きなズレがあるように思います。

 

努力が出来ないというより、そのピント合わせが下手とも言えるのかな。

ジャズの場合、内面的なことが深く関わってきます。

なので「上手に演奏する」は練習ポイントから外してください。

ピアノはうまくないのに、この人のジャズってすごくいい、このように不思議な瞬間に出会うことがあります。

イメージを積み重ねる

努力が苦手・・そんな人には?

「イメージ化したものを積み重ねる」

これがその人の成果になるんじゃないかな。

成果が感じられると前にすすめるし、成果を体感するのは人間ならばうれしいこと。

何よりやる気が出る。

 

実際レッスンでもこの一言で

「その音かっこいいよ」これだけで変われる。

理論じゃなくて、今、自分が弾いた音がかっこいいと思ってもらうことで。

「これ、いいじゃん」の感じを体に落としこむと、

いい音が姿を見せる瞬間がある

 

家で練習したことがレッスンでスポンとハマることってありませんか?

この瞬間って最高です。

それまで、先生の言ってることが呑み込めないでモヤッとしてたのが、一気につながる。こんな話はよくあります。

 

努力が苦手で、中途半端な人は、「これだ」と思ったことを体に染み込ませることです。

 

ただの通りすぎの音じゃなく、「かっこいい音が姿を表した」という感じで。

そうなると、どんどんいい音が出てきてくれるんです。

 

努力してないのにうまくいく人

努力しない人はいないと思います。

あえていうなら努力してないように見えるという言い方でいいかな。

彼らはなぜ、ステージで至極かっこいいプレイが出来るのか?

 

もちろんこの先人たちは努力してきたのは言うまでもないと思いますが。

 

言えることは、音楽を簡単にやってのけているということ。

決して必死じゃないです。必死に見えるのは演技。

彼らにとってジャズを弾くことは簡単なことなんじゃないかな。

ごく、自然なことなんだと思います。

 

大したことしてないのに、なんかいい。ふつうのことをしてるだけなのに、感動を与えられるなんてすごいなと思う。

速いパッセージをしんどそうに弾いてるのは演技だから、絶対(笑)

あれは練習すれば誰もが弾けます。

 

むずかしいことはさておき、私たちはもっと自分が出来ることをやるべきなんじゃないかと。

そうすると、力まなくても自然でグルービーなジャズが弾けるようになるのかなと思います。

私たちの頭脳が複雑化しすぎて、むずかしいことに価値があると思ってしまう。

 

努力が無縁に見える人は、究極にシンプルなことがふつうに出来る人です。

そのうえ感動を与えられる。これが達人ということか。

 

継続する。努力する。いろんな人がそういうし、やめてしまう人が多いからこそ、続けるだけで勝ち組だ、なんてすでに知ってます。

結果なんか全くついてこないよ。評価はもちろんされない。

もうさすがに乗り切れない、ってなっても地面をはいつくばってがんばっていくしかないの。

まとめ、結果努力です・・それは唯一の解決策である。

みなさん一緒にがんばろう!

 

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