音楽を継続する力は才能のひとつ

コラム

 

みなさんは音楽の才能があると思いますか?突然こんなことをきいてすみません。

最近ジャズ仲間とこんな話をしました。

 

音楽を継続するのも才能じゃないか。演奏技術をある程度のところまで身につけるには継続していなければなりません。

私のまわりに10年20年30年と 長い間音楽をやっている人たちがたくさんいます。あるいは小学校1年生からピアノを始めて現在高校生ということがいくらでもあります。

 10年前までは そんなに弾けなかった人が今では自由に弾いている 。そんな姿をよく見かけるし 5年前までは何も弾けなかった子が 今はバッハを弾いている。

長い人は40年も楽器を演奏しています。

これこそ継続の力ですね。

楽器演奏技術

よく飽きないでやってるねと思うかもしれませんが やはり努力ということになるのでしょうか。

今はスピードと効率の時代。それに反して楽器をある程度のレベルまでもっていくには時間がかかります。

今の時代じゃとても受け入れられそうにありませんね。(だから価値があるとも考えられる)

 音楽の才能がないなと悩んでいる人たちへ。ここまで 継続出来ていたのならそれも立派な才能ではないかと思います。

継続できる人が必ずしていること

継続が上手な人は 言われたことをやる以外に必ずしていること。

それは「ズラし」練習。

 

例えば課題の曲がテンポ80で弾くならばテンポ100でひいたらどう音が変わるのか。あるいは60で弾くとフレーズが変わったなど常にちがうやり方で試しています。

同じ課題でも考えをずらして 練習する。 そうするとどのへんで自分がコケるのか、どのへんがイケてるのか。

自分の演奏がテンポで変わるんだということが わかる。 テンポをマイナス5にしただけで押さえられなかったコードが押さえられるとか。

いろんなことがわかってくるわけです。しかもふつうにそっか・・ではなくいかにも「すごい発見をしたぞ」という感じで。

 

私の場合、曲調が同じだったりコード進行が似ている曲を同時に練習するというのが定番です。それも言われるがままではなく自分で調べてチョイスしたり。曲を聞いてみるだけでもかなり勉強になる。

これも一種の継続につながる努力なのかなと。我慢大会で優勝するだけが努力ではないです。

継続が苦手な人の克服法

継続したいけどすぐに関心が薄れて別のものに移ってしまう。

でも考えてみてください。

ただひたすらやるのが努力じゃない。毎日同じことの繰り返しだと飽きてしまい 結局続かない。当たり前ですよね。楽しくないのに続けていられる人は考える努力を怠ったとも言える。

何も考えてない、イエスマン、思考停止・・

継続が苦手な人はやっぱりどこかやり方を間違えてるのかなと思います

 

例えばある人は1曲仕上げるのに1年がかりで飽きずに追求する。継続力がない人はとっくに飽きていますよね。

では飽きない人はどのように課題をこなしているのか。

先ほどもお話ししたちょっとだけ「ズラした」考えで練習する。

 

ちょっとズレた考えは、当人にとっては新鮮な方向なのです。

だから飽きずに1年も同じ課題をやっていける。

 

先ほどテンポを変えるという例を出しました。

タッチを変える。オクターブを変える。調を変える。

子供たちをみてると習った矢先から、じゃこっちの音で弾いてみると別のポジションで弾いて怖い曲になったと試す。これで低音で弾くと重々しい雰囲気になるということを自ら試していることになる。

子供をみてると発想だらけ。もちろん体が完成してないのでうまく運指ができません。でもこのいろんな発想が大事なのです。

好奇心旺盛の人の思考

好奇心旺盛な人の頭の中はこんなふうになっています。

次々と新しいことが浮かび、浮かんだ時にはすでに試しています。マインドマップのようにどんどん思考が広がっていく感じです。

どうでしょうか?

継続出来ている人は単純に同じことを繰り返しているわけではありません。

ある意味「思考に落ち着きがない」のかも知れません。

同じ思考にとどまっていることがなく、練習法に独自のアイディアがいくつもある。だから飽きない。そして発想するのも楽しい。

 

今回は長い期間、楽器演奏を続けられる人と出来ない人の思考力についてでした。

継続出来ない人は、これがダメならこうしてみようという新たなチャレンジをしてみてください。きっといろんな発想とともに長く続けられると思います。

 

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