こんにちは、えりかです。WBCが終わったら、このブログを見てくださいね。
今日は音楽雑記です。
そしてアレンジをしました。(カッコウ、お人形の夢と目覚め、大きな栗の木の下で)
近日、私が運営するピアノスクールの発表会があり忙しく過ごしています。
そんな時にWBC。。あ〜なんてこった。でもしっかり観ます。事務的なことは終わったし、あとは生徒の総仕上げと自分の練習だけ。
ピアノ遊びは大切な練習時間
ピアノって本当におもしろい
私の生徒はピアノ講師さんがけっこういます。なので、アレンジするならこんなふうに、という例を示すのも、自然とピアノ曲レパートリーになります。
今までも、バッハやギロック、ショパン、ジブリ、日本の古い曲などの編曲をアップしてきました。何風?とも言い得ない、ジャズ風だったり、ボサノバ、教会風。本当に色々。
そして1曲のなかにいろんなジャンルをミックスさせるが私流です。
時々不思議そうに「えりか先生って何考えて弾いてるの?」と聞かれます。
一応、「人に聞かせる」という前提があるので、細かいことはさておき、
- こんなふうに弾いてみたいと思ってもらうこと。
- このくらいならできそう。
と、関心を持ってもらうことにフォーカスしています。ゴージャスになり過ぎず、聞いているだけで気分が良くなるようなメロディで。
アレンジって面白いでしょ?ほぼ全員ムリ〜と言いますが、いつものテキストプラス面白いアレンジ譜を弾いてみたい。いつかは自分でアレンジや即興で弾いてみたい、と思うようです。
厳しいレッスンを受けてこられた方は、こんなのが力になるの?とちょっと不思議に思うかもしれません。
ところが日本では、自分の表現を重視するピアノ文化はまだまだ少ないです。一般的には、作曲家が作り上げた曲を演奏することが主流です。(本来持っている、クリエイティブな心が失われることが心配)
でもそんなことを言ったら、一生懸命に取り組んでいる人に公開処刑にされそうなので、楽しんで練習する方法を伝えていきますね。日頃の練習に疲れた時に参考にしてください。
色々な講師のレッスンを受ける機会があったり、コンサートを観る機会に恵まれれば、音楽性は高くなりますが、先生と個人という狭い世界で長い期間育ってきた人の演奏はどこか乏しいです。
ピアノレッスン曲でアレンジ
昔からみんなが歌って弾いた曲。
カッコウ、お人形の夢と目覚め、大きな栗の木のしたで。
多少ざっくりで雑です。きゃ〜見ないで〜
「ピアノ遊び」を伝えたかっただけです。この録音の前に、練習していますが楽譜には書いていないので即興的なところもあります。
指示された通りに弾かないとどうなる?
私はととても生意気なガキだったのか、フェルマータの長さ、テンポなど指示された通りに出来ず、好き勝手に弾いていました。
それに指番号や、ブレスの位置が違っているとせっかく弾いているのに止められる。これでテンションが爆下がりです。
だからピアノレッスンは少々気が重かった。
なので毎日テキスト以外の曲を弾いていました。自分の好きな曲は市販されていないので、我流耳コピ。
全部聞き取れるわけではなく好きな部分だけ。
聞き取れなかったら、さらに我流の適当弾き。(これが後々の即興力になる)
とにかく楽しくて仕方がなかった。
周囲からはサボっているように見えたかもしれないけど、最強の練習方法だったと思っています。
私の心配事
もっともっと音楽で遊ぼうよ!
そう言っても、遊び方を知らない、楽しみ方がわからない。そういう人がなんと多いことか。
もっとうまく弾きたい、練習は大変だけどいつかはショパンが弾きたい。
素晴らしい目標ですが、器用さだけを目指していませんか?
真面目な人ほど変な練習をしたり(私にしてみると・・です)
世間ではどうやら正しいようなのですが、どうも私には辛そうに見えるのです。
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お昼寝、食べ歩き、ふらっと旅行、コンサート鑑賞旅行、そして推しに会いにいく。
大好きなアーティストの音楽を寝っ転がって、来る日も来る日もニヤニヤしながら聴いたっていいじゃないですか。
めちゃくちゃうまくなるのは、こういうタイプです。
気持ちと音楽は深く関わりあっています。
いつも生徒さんには伝えているのですが、練習法を勉強してもしょうがないです。
ピアノをサボらず練習して、先生が言っていることを正しく弾いているのに、ちっとも上手くならないと思っている人が大量にいるのはなぜなんだろう?
自信を持てない人、ピアノが嫌いになりそうな人、。。練習法がわからない人。
実際私のレッスンでは、自信のないピアノ講師さんがたくさんいるのが現実です。
そういう私は自信があるのか?というと、大ありです!とは答えられないけど、自分が表現したいことは、あらわせていると思います。それは自分に軸が向いているということ。
こればかりは、「自分の音楽」を積み上げていくしかないです。
あの柔らかい音はどうやって出しているんだろう。
ファンキーに弾くにはどうしたらいいのだろう。
グルーブってなんだろう。
スイング出来てるかな?
私はいつもいつもそんなことばかり考えています。
生身の人間が演奏する音。
人の心に残る演奏。
そうするにはどうしたらよいのだろう。答えも結果も出ていません。毎度格闘です。
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ちょっと余談。(突然思い出した)
優しい言葉をかけてくれたけど目が笑っていない。
ありがとうって言われたけど、嫌味っぽい。
言葉は声色、目線、顔の表情に出る。それが相手に伝わる。どんなに表面上、取り繕っても、本音はお見通し。
音楽も同じで心で考えていることは、全て音に出ます。
だからレッスンでもちょっとしたミスにはこだわらないで。
もっと大切なこと。
自分はこう弾きたいとおもうままに弾いて。そうなるには相当音楽を聴いたり、試行錯誤して曲を解釈していかなければなりません。
私たちは、実に意外な部分を見ているのです。それと、今はいまいちな演奏でも将来はこうなるな・・と予測しながら皆さんのことを見ています。
チェルニー挫折したのにセッションで演奏?
「なんであの人がセッションで楽しそうにやってるの?」
チェルに−100番の前に挫折したのに、ジャムセッションに参加してる人や、バンドでいい感じのボーカル担当していたり。
ピアノで挫折したものの、数年後にピアノを再開した時には、力を発揮するパターンです。
音楽がめちゃくちゃ大好きで、楽器は遊びの友。音楽と共に幸せな人生を送るでしょう。あんなに下手だったのに、オリジナルを作っていたり。それが冴えないとしても、やったもん勝ちです。
ということで、そろそろ終わりにします。
今回も音をパラパラと弾きこぼしましたが楽しく弾いてみました。多少のミスはどうぞ甘めに見てください。
こんなのはどうかな?と試し弾きの時は、とにかく弾きこぼしは気にしない、同じコードパターンを多用してOK。雰囲気重視です。
色々出来てくると、妥協ポイントがわかってきて、自分を許しながら楽しんでいけると思います。
ということで、ピアノ遊びの時間。
私の大切な、遊びが練習、練習が遊び。というお話でした。参考になると嬉しいです。
活動報告
おまけです。あと少しお付き合いください。
1月はジャズフェス出演しました。大ホールなのでお客さんの顔や雰囲気が見えない。けど、たいそう盛り上がっていたようです。よかった〜
リハ終了。
久々の大ホール。
明日冬のジャズフェスに出ます~😊#jazz#festival#artist#composer pic.twitter.com/Q3EGLyFpZd— ERIKA ASAI (@erika_feel) January 28, 2023
今月は発表会。
少しずつ解禁になりイベントが増えれば私の出番も増えそうです。
音楽制作も順調。
ほのぼのさん(YouTube)は登録者が6300人を超えました!ほのぼのアルバムも近日公開。
ERIKA ASAI(チャンネル名未定)としてYouTubeチャンネルをもう一本を作成予定。こちらもオリジナル音源です。AIや機会的な音楽がはびこる中、アナログを思わせるイメージで考え中です。
レッスンも元気にやっています。
ジャズのアドリブや、オリジナル曲、コード進行の基礎、即興演奏の基礎、自分の音楽力をあと一歩、磨いてみませんか?
楽しいですよ〜
今日、3月16日、ボビーコールドウェルが亡くなったと言うニュースが届きました。
ボビーコールドウェル、昔よくコピーしてました。キューンとするメロディが大好きです。
そしてご機嫌なジャズオルガンを聴かせてくれるJoeyも少し前に逝ってしまった、(まだも50代。。ちょっと若すぎた)
私が偏愛するバリーハリスも。大好きなプレイヤーが次々といなくなっていきます。悲しい・・
Joeyのフライミートゥーザ・ムーン
Joeyのバッキングを何度も見て、リズムの取り方を研究しました。
いくつもバリーの曲からコピーして弾いたし、フレージングやニュアンスを真似してみたけど、未だ歌いたくなるようなスウィングが出来ていませんが・・
偉大なアーティストの想いを胸に、私たちもがんばっていきましょう。
