たまにはコンプレックスを無視するのもあり

悩み相談室

暑いですね。北海道はもう避暑地ではありません。最高気温は32度。

それでもこの暑い期間はほんの一瞬。

私の嫌いな冬が来るまで、夏を楽しもうと思います。

今日はコンプレックスについて考えてみました。みなさんはコンプレックスを克服したいですか?大半はそう考えるかも知れませんが、指導している立場からすると、コンプレックスとか全然いいから、それよりこっちを磨いて伸ばした方がいいよ、という人が多いんです。

実はご自身で全く気が付かない部分が才能だったりするんです。今回はそんな話をしようかと思います。

人の気持ちが色でわかる?ニセ占い師

コロナでステイホームが1年以上も続きましたね。

さてみなさん、ピアノに触れる時間は増えましたか?

以前と変わらない人は要注意ですよ。もう少しステイホームは続きそうなので、自身のピアノ練習はどうなのか?と振り返ってみてくださいね。

私はいろんな人の「ピアノ練習や向き合う気持ち」が「色」みたいな感じであらわれるんです。

完全怪しいスピリチュアルですね(笑)

いえ、そうではないです。単にその人を色でイメージしてるという話。

ぱっと見、元気な人は姿勢が良かったり、目に力があったりすると明るくはっきりした色。いつでも冷静に物事に取り組む人は水色など。

いろんな人を私なりに色で判別してたら自然とそうなったんです。なのでスピリチュアルではありません。

美容師さんなども人と接する仕事をする人は人の心を瞬時にくみとります。私のように色でイメージするかは分かりませんが、接客業はお客さんの希望をすぐに想像して短時間で仕上げるってなかなかの技ですよね。

出来ないことはスルー

 

自分に自信がないな・・と思ったら、自信があるふりをすればいいんです。上を向いて堂々といればいいんですよ。

世の中、物事が本当に難しく複雑になってしまいました。さまざまな物事が出来なくては社会人として役に立たないのか?そんな場面に出くわすことがいくつもあって。

そんな時はどうしてますか?努力して役に立てるようにする。それはそうなんだけど、すごく大事なことをスルーしてるなと思うことがあります。

自分の良いところ、

得意なところを探してそれを伸ばす。

平均70点よりも、片方20点で赤点でもう片方は100点。みんな必死で20点をなんとかしようと思います。

たいてい悪いほうに注目する。

なぜ出来るほうをそのままにしておくのでしょう?

 

例えば音が読めないという悩みで例えると、いくら必死になって読ませても読めるようになりません。その代わり、聴くことが得意だったら、全てリスニングで1曲仕上げてもOK。

そうすると後々自然に読めるようになるんです。これは私がそうだったので実証済み。私が講師になってからも、こういう生徒さんを多くみてきました。(小さな子供に多いです)

こういうやり方でプロになった人がたくさんいます。プロでも読めない人がいるくらいですから。

単に楽譜が読めないからという理由だけではなく、聴く方が早いからと自分の耳の方が忠実な人もいるわけです。それが自分のやり方になったんですね。

理論書を見るより、適当に弾いてる方がそれらしいものが見つかるという人もいます。

うちのスクールに来ている中学生男子(歴半年、音よみイマイチ)はSUS4やナインスのコードが好きらしく、特別教えたわけでもないのにこのコードを適当に弾いて遊んでいます。

これがなかなかセンスがいいんです。

テキストばかりを弾いてたらどうでしょうか?彼が好むコードには出会わなかったでしょうね。

思春期の子に多いですがやたらとポップスの音に惹かれる子。彼は飲み込みがはやい子ではありません。しかしポップスになるとすごくセンスがいいんです。

ある日、適彼は適当に弾くのが好きと話してくれました。この弾き方だと何時間でも弾けると。

きっと彼はどこかのタイミングで才能を発揮するのかなと予想しています。

さっきも話しましたが音よみイマイチ、両手もまだうまく弾けません。でも私は読譜も両手も時間をかけないことにしました。

もともと持っている感覚的、直感的なものを信じます。レッスン時間は気分よく弾いてもらう時間。

出来ない音よみばかりしていたら、コンプレックスになってしまい、多分ピアノから離れるでしょう。やりたいのは音楽であって、耐えることではないはず。

音楽は直感的に覚える

耳の力ってとにかくすごいんですよ。音楽って直感的にすることがたくさんあって、それが体に馴染んで「これはいいぞ」とか「これはなんだかな・・」と自分と対話することで音楽が出来ていくんです。

他の人が苦痛を感じてもあなたにはすんなりと出来てしまうことってありますよね?人と話すのが得意、人前で歌うのが平気。どんなに自分ではこんなこと大したことないや、と思ってても他人からすると羨ましがられたりすることもある。

なので自分は何がイケてるのか探してみてくださいね。苦手な部分は放っておくくらいがちょうど良い。これで戦おうとしても絶対に追いつくことはないですから。

自分自身と対話

今回の話はすごく抽象的ですが・・

本を見てしっかりと音楽の勉強したいという人もいるでしょう。それは素晴らしいことなんですが、そこに「感動」の気持ちが無ければ社会の暗記と同じです。

試験の時でしか覚えてませんよね。歴史が好きな人を除けば。

 

音楽は自分との対話。

自分のからだで丸ごと音楽を体感したものが溜まって音楽力になっていく。

そんなふうにも思います。

感動というとすごく大袈裟に聞こえますが、ちょっとした心の動きに注目してください。

毎日が音楽鑑賞

うちの子にヒアリング力をつけて直感力と表現力、バリバリの人間にさせたい。

そんなふうに思っている親御さんも多いでしょう。もちろんできると思います。親御さんがご家庭で、毎日音楽を流してあげていれば。

耳の力はそこから育ちます。スマホで適当に聞くのではなく、親御さん自身が音楽に関心を持ち、コンポやスピーカーで音楽を流してあげてください。

音楽が聴けるような年齢になったらコンサートやライブにも連れてってあげてくださいね。

あるいは親だけが出かけても結構です。両親が音楽に関心を持つのが子供にとって最高の影響力です。

その姿を見て、子供自身は自然とピアノ練習に励むこともあります。それに親子がライバル同士という家庭も多くいらっしゃいます。

お子さんを音楽好きにさせるのは家族が音楽好きであるのが1番です。

「だけど先生。うちの子連れて行ったけど全く関心ないみたいなの」

コンサートに連れて行ったけど興味がなさそうだった。よくある話です。

それでも、とにかく連れて行く。

じっと座ってられないのが子供の特徴。それにあのフレーズが素晴らしいなんて思うはずがありません。この言葉はお子さんから出てこないと思ってください。全く期待に沿ってはくれない子供達です。

でも突然、ひょんなことからなんかかっこいい、なんか素敵。とざっくり体で感じることができるようになります。

生演奏の迫力ってすごいんですよね。演奏者の気迫、緊張感、呼吸、歌、心。

子供なりにプロってすごいなと思ったり、響きの良さを感じたり。むずかしいことはわからないけど、なんかすごいと思うものです。

自分が子供だった頃を思い出してください。信じられないくらい心臓がドキドキしたり、怖くなったり、言葉にできない感動や衝撃を経験したと思います。

子供の頃でしかない独特な感性がある時期がチャンスなんです。

子供って何かを感じたとしてもなかなか言葉で言えないですよね。。

私たちもそんな経験があったじゃないですか。あれは子供の時でしか味わえない特別なもの。

これまで一度も生演奏を見せたことがないのなら、ぜひコンサート鑑賞がおすすめです。

日舞やバレエをやっている子のおうちは劇団がくれば出かけるし、それと同じでピアノを習っていて音楽力を磨いたのであれば年一くらいはコンサート会場に出かけてくださいね。

コロナが落ち着いたらぜひ!

 

コンプレックスは放置してもいい

とにかく自分のコンプレックスと向き合うというのは、いい話のようですが大切なことをスルーしてしまうことにもなります。

自分の得意は何?と考えてみましょう。

まるで別の世界が見えてくると思います。自分は何が得意なのかがわからない人は勇気を出して先生に聞いてみてください。

人に聞いてみると、意外な答えが返って来ると思います。

複雑な社会の中で、自分は一体何ができるんだろう・・

「苦にならずにやっていれること」が必ずあるはずです。

 

ということで、私なりに考えたコンプレックスについてのお話でした。

今回も最後までありがとうございました。

最近私のところには「メソッドなしで今まで音楽をやってきた先生に習いたい」という人がちらほら出てきました(笑)一応基礎は大事にしております。いえ、がっつりです。

あさい えりか

ヤマハ講師を経てerika piano school開講
オフラインとオンラインレッスン指導

ピアノ基礎・ジャズ・ポピュラー
編曲・作曲・ヤマハグレード(演奏、指導)
洋邦、ジャズ
ワールドワイドな音楽性。

ピアノ発表会開催
出演〜ライブ・ジャズフェス

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