ダサいアドリブフレーズを大変身させるヒント

アドリブ

今回のテーマは「いまいちなアドリブ大変身」です。

初心者がやりがちなアドリブ「良くない例」

「少しの意識でこんなに変わる例」の演奏動画を載せました。練習に行き詰まっている人は参考にしてください。

参考曲は「オールオブミー」。ジャズピアノ初心者でもわかる内容です。

↑とても易しいフレーズを弾いているのでビギナーに参考になるかも知れません。

 

ジャズのアドリブ練習をしていると、自分のアドリブがダサすぎてがっかりすることがあります。進歩を妨げているのは何?

それにはちょっと理由があります。

かっこいいアドリブにするコツ

妨げているもの

  • コードトーンをそのまま弾いている
  • リズムの位置取りが違っている
  • 弾きすぎる

コードトーンをそのまま弾くと素人っぽいフレーズに

コードトーンを弾くといいよ。それは間違いではありません。前回のブログでも、コードトーンを覚えておいて、と言いました。しかし、コードをそのまま弾くと、いかにも素人っぽく、慣れていない感じに。

それでは素人感をなくすにはどう弾いたら良い?今日はちょっとしたことで激変するヒントをお伝えします。

 

■演奏動画 例1と例2を比べてください。

例1【コードの間を経過音で埋める】

例2【3連ぷを入れる】

経過音(半音)で埋めたり、3連ぷを使えば「コードトーンをそのまま弾きました」感は消えます。

 

【参考譜】

 

音符の位置取りが悪いと、素人丸出しのフレーズ

多くの人が悩む、リズム感の欠如。

1 音を羅列しただけだとこうなる。

2 リズムの位置変え。(アンティシペーションでとらえてます)

 

 

同じ音でも、リズムの場所を意識することで、フレーズが大変身します。

(楽譜はざっくり。自分でアレンジしてみてください)

リズムが生活圏に馴染んでいる国は、とても自然。

メロディより、ハーモニーよりもリズムの存在は大きい。ラテン系のダンス音楽はごくシンプルなモントゥーノで作られていることも。

まさにリズムは音楽の媒体。

私たちは長い月日をかけて、リズム感をおそわるべきなのでは?

フレーズが動きすぎて止まらない

アドリブは自由だからと言って、動かせばいいという訳ではありません。

気づいたら意味のないフレーズを弾き続けてしまう人は、バッサリとカットする練習をしてみましょう。

例1 休む暇なく音がぎっしり。

例2 バッサリとカットしてみる。

 

隙間に音を入れないと落ち着かない。弾かないでいるのが怖い。

案外、こういう人は多いです。でも、弾かない方がかっこいい場合もあります。意味のないフレーズを弾くより弾かない方がキマります。

「複雑にしたい」という欲求を削ぎ落とすことから。

まとめ・安っぽいフレーズ卒業するためにはとにかく基礎

今日は、少し変えてみるだけでダサいフレーズから脱出するヒントをお伝えしました。もちろん、このほか、いろんな演出で雰囲気を出していく必要があります。

そして何より、一番大切なのは「基礎」スケール、コード練習、色々な調整を把握、

スケールでは柔軟性を高めるほか、半音階などは狭いインターバルでの運指を滑らかに弾く練習が必要です。基礎練習がピアノのすべて。アドリブの表現力をつけたければ、土台を作ることが大切です。

それと、こんなふうに弾けたらいいな、というピアニストを見つけてください。

ビルエバンス、オスカーピーターソン、チックコリア、キースジャレット、セロニアスモンク、バドパウウェル、トミーフラナガン、ケニーバロン、マッコイタイナー、ハービーハンコック、ジュニアマンス、デュークエリントン、ジェームスブッカー、ミシェルカミロ、エロルガーナー、などあげていったらキリがないのでこの辺で。

そして私が個人的に大好きな、バリーハリス、ジーンハリス。

現代ジャズでは、ロバートグラスパー、キーファー。

最初は、好みや雰囲気で聴いてOKです。何度も何度も聞いていくと、そのピアニストが持っている独特の奏法、フレーズ、リズム感などオリジナルが聞こえてきます。

最初はおぼろげだったものが、ジャズ独特のフレーズとして肌感覚になっていくでしょう。ここに来るまで、相当な数を聞きこなさなければ、まとまったフレーズは聞こえてはきません。

練習してるのに、感触がつかめないという人の中に「聴く」というアクションが圧倒的に少ないかも。

その前に音楽が大好きで、ジャズがたまらなく好き。というのが最大限に大切なこと。やっぱりジャズが好きな人はグングン成長していくんだと思います。

ジャズが上手くなりたい人は、ジャズそのものが好きというのが大事。

 

今回は日頃のレッスンで「ジャズピアノ初心者がつまずくポイント」をもとに、練習法を提案しました。実際、この辺の過程で日々曖昧さと葛藤している人がたくさんいます。

もちろん、現役の私でさえ、知らなことがたくさんあり、日々新発見の連続。何年後かには、新たな音楽性をもった自分がいると思うと、楽しみでもあります。

 

前回のブログでも「オールオブミ」ーを取り上げました。「そもそも出だしが思い浮かばない」人のための簡単アドリブフレーズ16個。

https://erikapiano.com/introducing-vari…rns-for-biginner/

 

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